25, 01. 2015 排雪作業始まる
昨日は風もなく、朝方の晴間が終日続いた。教室を済ませて、アトリエの床を磨く。2時過ぎに、買物がてらの散歩に出掛けた。幹線道路はアスファルトが出て、歩道の雪も緩んでいた。前日廻れなかった東の沢を廻ろうと、南の住宅街を東へ向う。沢の手前の公園の雪が、高さを増していた。梢が赤くなる楓もホウノキも、下の枝が雪に捉えられそうになっていた。ホウノキは、昨年も枝が折れている。沢のネコヤナギの芽が、目立ち始めていた。小さな芽ながら、数が多い。
沢の西の道を、北へ向う。角を曲がると、排雪作業が行われていた。南東の住宅街は早いらしい。少しでも雪を減らそうと、人々が敷地内の雪を出していた。只でさえ狭くなっている道に、重機とダンプカーが陣取っているので、1本西の道を北へ向った。東の空は晴れていたが、西の雲が高くなって来ていた。3番通りを西へ戻る。生垣のイチイから下がった氷柱から、水滴が落ちていた。スーパーへ入る前に、裏手から原野を見渡す。札幌市街も山並みも、雲の中だった。山際は雪が降っているらしかった。
教室や家事で疲れたので早めに休もうと思っていたら、禍々しいニュースが流れた。勝手に定めた期限が過ぎても何ら連絡がなく交渉の余地を期待していたが、邦人の一人が殺害され、その写真を遺されて一人が持たされている映像が出ていた。遺された人物も、先日の映像よりも目に力がなく、憔悴感が出ていた。法外な身代金の要求は一転、テロ行為で死刑が確定している人物の解放へと変じていた。理など通用せぬ相手との交渉の難航が予想される。