25, 12. 2015 暖かなクリスマスイヴ


クリスマスイヴの昨日は,気温が上がって2時過ぎまでは良く晴れた。陽を惜しんで仕事を進める。これ程暖かいクリスマスイヴがあったろうか。ベルリンでも桜が咲いたと報じられていたし,異変は進んでいる。寒冷地に住む人間は暖冬を歓迎しがちで、南の小さな島々が海に埋没して行く光景は余り想像しない。

2時半前に,散歩に出掛けた。南東は晴れていたが,北西から灰色の雲が広がり始めていた。暖かいので小鳥が見られるかも知れないと,緑地帯を南へ進む。毎年雪捨て場になる広場も,今年は未だ雪が運ばれていない。風もなく穏やかなのに,小鳥の姿は見られなかった。広がる雲を見ながら鉄道林前の道を西へ進み,中央の沢の通歩道を北へ戻る。雲で陽は見えなかったが、雲間からの光で高度を下げる陽の位置が判った。遊歩道を離れて,住宅街を北東へ戻る。光が赤味を帯びて来て振り返ると,南西の雲間から,沈んで行く陽が垣間見えた。




コマユミが殆ど実を落とし,殻も反り返っていた。何時もは雪で見えなくなるのに,今年は枯れて行く推移が良く判る。北の道路に倒れてはみ出していたタカノハススキが,綺麗に切り詰められていた。





昨夜雪が降って,今朝はホワイトクリスマスで迎えられると上々だったのだが、昨夜は降らず、今朝7時を過ぎて牡丹雪が舞い始めた。薄暗い一日となりそう。