15, 12. 2016 凍てつく道


昨朝の雲は中々開けず、時折雲間から赤味の強い陽が覗いていたが、11時を過ぎて雲が切れて青空が広がった。前日6度を超えていた気温は、0度を下廻った。2時少し前に、夕食の素材を買求めに出掛けた。暖気の後の寒気で、道路状態は最悪だった。
冬芽が大きくなって来た街路樹のシナノキを見上げながら、南へ進む。南の住宅街の空地で、赤い実の植物を見かけた。細い枝に棘がある。図鑑で調べたが、小鳥止らずの異名を持つメギではないかと思われた。




東の沢手前の公園にも、随分雪が運び込まれていた。公園西側の道を、北へ進む。沢から西へ突き出たあかしや公園の西へ出る。6月に早とちりをして葉を赤くした楓の梢が、冬芽で赤くなっていた。直ぐ南の楓も、梢が赤味を帯びて来ていた。時折、西の雲が陽を遮る。空地から見えた西の空は、高い雲の壁が続いていた。







窪地の落葉松の梢が、陽を受けて赤く輝く。東のスーパーで野菜を買求める。前日雪の壁が高くなっていた駐車場では、排雪作業が行われていた。前日の暖気で緩んだイチイの雪が、面白い表情を見せていた。最上部の写真がその雪だが、水滴は落ちていなかった。凍って逆光で光る歩道を、西へ進む。買物を済ませて戻る頃には、陽は西の雲の壁に近付いていた。家に戻り一休みしていると、空が赤味を帯びて来た。3階の窓から、西を眺める。陽が雲の影に入るところだった。未だ3時を過ぎたばかり。西の雲がないと、もう少し日が延びるのだが。






明けて来た空は、浮雲のない晴れた空。気温は下がって、ストーヴのヴォリュームを上げているが、中々暖かくならない。今年の冬は、早く始まって厳しい。