06, 12. 2015 紫陽花葉を落とす


雪の予報が出ていた昨日だったが,午前中は雲が高く,時折薄日が漏れていた。教室を済ませてアトリエの床を磨き,制作途上の作品を水張りしていたら,雲が低く垂れ込めて牡丹雪が舞い始めた。酷くならぬ内にと,夕食の素材を買求めに出掛けた。

アスファルトに降った雪は,直ぐに融けて行く。氷が残っている上に,雪が白く降り積っていた。コノテガシワの殻が開いて,白い実が見えていた。実が落ちているものもある。ベニシタンに積った雪を,大写しにしてみた。雪の結晶が見えるだろうか。





秋から楽しんだオオマルバノホロシを,見に立寄る。最後の花は大分丸い実になって,僅かに赤味を帯びていた。凍って暗褐色になっていた紫陽花の葉が,殆ど落ちてしまった。凍った葉は、融ける様に土に還る。






僅かながら枝に雪を纏った沢の樹々は,柔かな表情を見せていた。3番通り手前の空地の叢に積った雪が佳い。3番通りを越えて,北の住宅街に入る。先日見付けたツバキも,雪を冠っていた。一旦雪に埋もれていたクリスマスローズが現れていた。早く雪の布団を冠った方が佳い。






買物を済ませて戻る。蒲の穂が殆ど綿毛を飛ばしてしまっていた。昨夜もう少し降雪量が多いかと思っていたが,今朝は地面に薄らと雪が載る程度。雲間から陽が射しているので,日中には融けてしまうかも知れない。中々路面が安定しない。