22, 12. 2015 フッキソウ


昨日は気温がまた上がって雪は緩んだが、陽は射さなかった。今日のゴミの集荷似合わせて、不要品をゴミ袋に詰め込む。不思議と処分をすると使用する折が出て来るのだが、年末だからすっきり過ごしたい。暗くて手仕事をする気分にもなれず、午後から札幌へ買物に出掛けた。

駅前から南へ歩き、画材店で絵具や年始に渡す油彩用の絵筆を買求める。押し詰っているのに、クリスマスの装飾が施された時計台の前は、観光客で賑わっていた。南1条まで進み、縫物用の小物を買求める。大通公園では、ミュンヘンクリスマス市が未だ開催されていた。先日通らなかった通りを歩く。観光用とはいえ、数の多さに圧倒される。西へ向かい、水が止っている筈の噴水に何かが下がっていた。近付くと、電飾のコードだった。小さなランプも付いている。同様のものが、公園の樹々にも張巡らされていた。夜分には綺麗に輝く仕掛けも、日中目にすると侘しい。







道庁の正門前に続く道を、北へ戻る。歩道とビルの間に、フッキソウの緑の帯が続いていた。丈夫で良く増えて常緑の小灌木なので、最近植込みで良く見かける。緑が少ない時期には、心が癒される。先日通った折には凍っていた道庁の北の池も、波形に水面が現れていた。平滑に見える水面も、水面下では水が動いているらしい。



朝方は雲が多かったが、8時を過ぎて雲が切れて陽が射して来た。今日は冬至。明日から陽が長くなると想うだけでも、気が晴れる。