01, 11. 2015 分厚い雨雲


10月最終日の昨日は前日より更に薄暗く、全く陽が射さなかった。分厚い雲が幾重にも重なり、布団を何枚も重ねて掛けられている様な空。気温も下がって、10度を下廻った。教室を終えてアトリエの床を磨き、制作途上の作品を水張りする。2時少し前に、買物がてらの散歩に出掛けた。

時間に余裕があるので、南東を大回りすることにした。コノテガシワの実が、色を増していた。全開通った折に数多くの大根が吊るされていたカーポートは、大根は取り込まれていた。漬物にされたことと思われる。南の住宅街の中の小公園の角に、コマユミが見事に実を付けていた。




鉄道林前の道に出る。手前のお宅のノブドウが、未だ実を付けていた。樹々の葉が落ちて、国道を通る車が見える様になって来た。東へ向かい、ハルニレのある公園へ入る。ハルニレは、殆ど葉を落としていた。此処は雪が深くなると、通り抜け出来なくなる。植込みのユキヤナギの葉が、優しい色に色付いていた。






公園の北東に、廃材で作られた様な面白い住宅がある。出来上がって10年近く経つが、未だしっかり建っている。家の東側には、数多くの薪が積まれ、通常よりも太い煙突が立上がっている。薪で暖を取っているらしい。





前日沢沿いの道を歩いたので、沢を離れて住宅街を折れ曲がりながら、北西に進む。庭の植物の切り詰め作業をするお宅が、散見された。未だマルメロの実が残っているお宅があった。今年は何処のマルメロも、良く実を付けた。買物を済ませて戻る。中央分離帯で、選定作業が行われていた。伸びやかに開いた枝が切られて、殆ど幹だけしか残されていない。来年は豊かなグリーンベルトは見られなくなりそう。





今朝も雲が多いが昨日よりも高く、雲間が明るい。気温も10度を超える予報が出ていて、天候は回復するらしい。暗い天候は、気が滅入る。