17, 11. 2015 小鳥の季節


週末には雪の予報が出ているが、暖かい日が続いている。昨日は朝から良く晴れた。一仕事終えた10時過ぎに雲が増えて来たが、正午を過ぎて雲が南へ去る。昼食後もう一仕事終えた2時前に、散歩に出掛けた。

暖かい時期は壁も窓さえも覆っていた蔦の葉が落ちて、家の輪郭が露になっていた。未だ葉を残していたトウグミも、葉が反り返り始めていた。南東を廻ろうと、南へ向かう。街路樹のナナカマドの実が、青空に映えていた。南の住宅街でもう一軒、柿の樹があるお宅を見付けた。結構大きな樹なので、団地が出来た頃に植えられたものかも知れない。季節を間違えたボケが、花を開いていた。






鉄道林前の道を、東へ向かう。何時も小鳥が集るお宅のズミが、今年も良く実を付けている。此の樹の下に、餌台が設えられてある。実を見上げていたら、コガラが飛来して、忙しなく枝を動き廻った。





ハルニレのある公園に入る。入口の栗の樹の葉が反り返り始めていた。毬が広い範囲に落ちて転がっていた。葉を落としたハルニレには、小さな冬芽が見られた。葉よりも先に緑色の花を付けるので、花芽ということになる。沢を埋めた公園の西側には、甥や姪が通った小学校のグラウンドが広がる。






公園に続く東の沢に沿って、北へ戻る。先日未だ実を残していたマルメロが、全て実を落としていた。住宅街の中の畑は作物が全て収穫され、石灰だろうか、白い粉が蒔かれていた。畑の西側の家には、早くもクリスマスの装飾が賑々しく現れた。



昨夜三日月が見えていたが、今朝は曇空。夕刻には雨の予報が出ている。長かった秋の余韻も、そろそろ終わりかも知れない。