14, 10. 2015 雪の便り


気温が下がった昨日は、午前、午後共に何度か雨が降ったが、時折雲間から陽が射す代わり易い天候だった。雨の合間に、庭の西側の植物を切り詰める。アトリエから見える位置で残してあった、黄色く色付いたチョウジソウも切り詰めた。気温が下がり始めているので、切り詰め作業は急いだ方が良い。

2時少し過ぎに、散歩に出掛けた。ナツハゼの葉が反り返り、落ち始めていた。空地に時ならぬ月見草が咲いていた。草が刈られて新たに出た芽で、背丈が低い。草が刈られていない空地は、枯れ色のエノコログサで埋っていた。未だ葉が青いスズランが、実を付けていた。殆どのスズランは葉が枯れてもうない。園芸種のトリカブトが、花を付けていた。モデルに使用している花に似ている。






殆どのヤマボウシは実を落としているのに、葉も青く実を付けているヤマボウシがあった。植物の世界でも、のんびり屋があるらしい。南西へ向かい、柿の樹を見上げる。今年は実の数も多く、色付きも良くて、此のまま朽ちさせるのが惜しい気がする。もう1軒の日陰の柿は、漸く色付き始めた状態だった。





東町公園に続く緑地帯を、北へ戻る。モクレンの実が、大きくなっていた。今年はモクレン科の植物が、実の付きが良い。紅葉を見上げながら歩く。先日実を落としていたヤマボウシは、葉が色付いていた。ぽつぽつと雨が落ちて来た。東町公園では、少年達が野球の練習をしていた。遊歩道には、落葉が降り積っていた。






夕刻のニュースで、札幌郊外の中山峠で積雪があったことを知った。道央の旭川では、平年より10日も早い降雪があった。今朝のニュースでは、手稲山も初冠雪とのこと。雪を頂いた山が、見られるかも知れない。