15, 10. 2015 手稲山冠雪


平野を取巻く山並みに雪が降ると、長く厳しい季節を覚悟させられる。道央旭川市内の降雪は、平年より10日、昨年より15日も早かったそうで、タイヤ交換に追われる人々の映像が流れていた。午前中は雲が多かったが、午後に入って晴間の時間が少し延びる。1点作成した残りの彩色済みの和紙で、小品2点を作成した。

2時過ぎに、買物がてらの散歩に出掛けた。ツルマサキの白い殻が割れて、朱赤の実が覗いていた。フェンスに絡ませたノブドウは葉が色付いていたが、実は白いままだった。先日見付けたヒガンバナを見に立寄る。未だ花を付けていた。冬囲いを始めたお宅があった。雪のニュースが流れたので始められたのだろうが、明年4月までは外せないので、少しでも遅い方が良い。






近隣では最も早く花を開く桜の葉が、殆ど無くなってしまっていた。弱々しく見えるヒルガオが、未だ咲いていた。東の沢のタラノキの葉が枯れて、凄惨な様子を見せていた。ホウノキの葉も同様。程なく沢の樹々は、裸木となってしまう。





3番通りを越えて、北の住宅街を歩く。もう他のクレオメは一月以上前に花期を終えたのに、未だ花を咲かせていた。早とちりのエゾムラサキツツジも、花数を増やしていた。来春また花を付けるのだろうか。満開のハマギクは、花の径が10cmを越えていた。





西のスーパーに入る前に、裏手から山並みを見渡す。手稲山が見えていたが、直ぐ南の札幌市内の辺は、雲がかかっていた。山頂付近に白く雪が見えていた。



今朝は浮雲が多いが、雲間から青空が見えている。明日のゴミの集荷に合わせて、植物の切り詰め作業を進めなければならない。