09, 10. 2015 雨が降る前に


台風23号の接近で、前日までの秋晴れが遠いことの様に、道内は風雨に見舞われた。台風の進路に近い、道東の被害が酷かった。当地は午前中は雨も殆ど降らなかったので、洗濯機を仕掛けて散歩に出掛けた。気温は前日より5度程下がり、肌寒かった。路面の落葉の量が増え、空中を飛んでいる落葉も多かった。ツルマサキの殻から、朱赤の実が覗いていた。ハナズオウの莢が、佳い色に色付いていた。煉瓦塀の植込みに、フウロソウが一輪花を付けていた。





鉄道林前の道まで出る積りだったが、時折顔に当たる雨粒の間隔が短くなって来たので、シラカバ公園に続く緑地帯を北へ戻る。キタコブシの殻が割れて、朱赤の実が見えていた。ヤマボウシの実が、殆ど無くなっていた。下の叢に、実が散らばっていた。無人の東町公園を通り抜ける。紅葉が進んでいた。巨大なヤドリギを寄生させた大きな白樺は、梢が随分寂しくなっていた。シラカバ公園へ北から入る。此処も落葉が量を増していた。








公園近くのインドリンゴも四十九号も良い色になって来ているが、風で落ちぬかと気に懸かる。石塀に絡まった蔦が、佳い色に色付いていた。



 

家が近付く頃雨が降り出し、時折止むものの、終日降り続いた。暗くて仕事も出来ず、灯りを点けて手仕事をして過ごした。今朝も石畳が濡れている。