08, 10. 2015 最後の秋晴れ


前日に引き続き、昨日も雲なく良く晴れた。気温も20度近くまで上がって、穏やかな秋晴れとなった。貼り合わせの礬水が乾いた作品に加筆をする。コントラストが強くなって、気分良く治まった。暖かい内に庭仕事を進めようと、庭に出る。白いホトトギスが咲いていた。昔から庭にあって、引越の度に連れて来られた古い種。最後の花となるキク科のクジャクソウやシオンも、咲き始めていた。




2時前に夕食の素材を買求めに出掛けた。コノテガシワに出来ていた金平糖の様な実の先端が、ピンクに色付いていた。ナナカマド公園を東へ抜ける、ブロック塀からヤマジノホトトギスが、佳い形で張り出していた。近隣では最も早く袋がかけられた林檎が、佳い色に色付いて来ていた。東の沢に沿って、北へ向う。樹々の葉が大分落ちて、ずっと見えなかったイワガラミが見えて来ていた。前回通った折には赤い実を数多く付けていたホウノキは、実が殆ど落ちてしまっていた。此処のホウノキの実は、沢の斜面に落ちてしまう。







3番通りを越えて、北の住宅街に入る。クレオメが、未だ花を開いていた。植込むのが遅かったのだろうか。早とちりのエゾムラサキツツジが、花を付けていた。本来なら、来春早く咲く花木。ハマギクを見に寄ってみる。もう全て開花して、全開状態になっていた。スーパーに入る前に、裏手へ廻ってみる。山並みの西側に僅かに雲が見えるだけで、空は良く晴れていた。足元のクサフジに僅かに花が残っていた。今年も長い間、楽しませて貰った。







買物を済ませて戻る。西のネムノキが切られてしまったのを思い出し、小さなネムノキを見に立寄る。未だ僅かに花弁を見せていて、実はなっていなかった。真っ青に晴れていた空は、今朝は灰色の雲が広がっている。台風23号が接近して、今日明日と大荒れの予報が出ている。来週も雨の日が多い予報が出ているので、昨日の様な暖かい秋晴れは巡っては来るまい。