21, 10. 2013 アカゲラ


抜ける様な青空が去って、昨日は雲の多い一日となった。洗濯機を仕掛けて、モデリングの作業に入る。俯いての作業中、影が過った。庭木にシジュウカラが来ていた。そろそろ鳥達が戻って来る頃らしい。乾きを待つ間に少しずつ進めていた手仕事も、厄介な表は出来上り、裏の作成に入った。4cm幅の皮の長さが不足な部分んは、編み目の裏に入る部分で20箇所以上接ぎ合せてあるので恐ろしく時間がかかったが、メビウスの輪の厄介さに比べると、さしたることではない。

2時少し前に、散歩に出かけた。飛来したシジュウカラを思い出し、南の緑地帯を見て来ることにした。住宅街を南西に向う。インド林檎が色付き始めていた。奥の四十九号は、佳い色に色付いている。実の重さを支える為に、ロープで枝が吊られていた。裏手の林檎も見回る。充分に色付いて、こちらもロープが張られていた。大収穫の様子。





シラカバ公園を南へ通り抜ける。落葉の量が増え、歩くとカサカサと音を立てる。楓も色付きが進み、梢は寂しくなっていた。日が照ると。裏面から見る楓の葉は美しいのだが、生憎の天候。雲は厚く、時折僅かに陽の位置が判るのみ。





東町公園を通り抜け南の緑地帯に入ったが、小鳥の姿は見当たらなかった。鉄道林前の道を西へ向う。中央の沢の東の遊歩道に入る。桜の葉は殆ど落ちて、色付いた白樺も葉が半ば落ちてしまっている。遊歩道に隣接するお宅の樹の幹で、何かが動いた。アカゲラだった。殆ど枯木に近い樹の幹を突ついている。先方も当方に気付いたか、飛び去ってしまった。




遊歩道を北へ進む。中央の階段から沢の底を見渡す。落葉が進んで、真っ暗だった沢の底が明るくなっていた。ヤマブドウも葉が大分落ちて、実が目立つ様になって来た。遊歩道を離れて、住宅街を折れ曲がりながら北東へ戻る。楓が真っ赤に色付いていた。ホウキグサも僅かに色付き始めていた。





今朝は昨夜来の雨が降り続いている。台風27号が列島に接近中だが、更に28号も発生とのこと。列島は台風銀座になってしまった。