21, 10. 2014 深まる秋
晴れの予報が出ていた昨日は、気温は高めだったが終日陽が射さぬ薄暗い一日となった。資源ゴミの集荷日だったので、段ボール箱を解体して出す。家の東側の咲き終わったホトトギスや竜胆を切り詰めた。黄色い葉を愉しみに残してあった桔梗やチョウジソウも、根元近くまで切り詰めた。朱赤に燃えていたサラサドウダンは、葉が反り返り始めていた。
2時半過ぎに、散歩に出かけた。郵便物を投函し、南へ向う。石塀の上に廻された鉄柵に、様々な蔓ものの植物が巻き付いているお宅があった。フジは実を下げ、ヤマブドウも実を付けている。サルナシの蔓も巻き付いて、実を付けていた。
東町公園の塀に沿って、南へ向う。塀際に点々と落葉を集めた大きなビニールシートが置かれていたが、もう草地は落葉が大分積っていた。南の緑地帯に入る。樹々の葉が落ちて、空が広がっていた。実を落としたヤマボウシは、葉がすっかり赤く染まっていた。寂しくなった緑地帯を離れて、住宅街を北東に戻る。車庫のシャッターを覆っていた蔦の葉は殆ど落ちて、暗紫色の実が残っていた。柿の葉も色付いて、目を凝らさぬと実が見えない。実も佳い色になって来ていた。
北へ戻る途中のお宅で、秋咲きのサフランを見付けた。ロンドン郊外にあるキュー・ガーデンの草地を埋めていた秋咲きのサフランを思い出した。住宅街の中の畑は、大根と長葱、キャベツを残して、作物は全て収穫済みだった。通りを挟んだ北側のお宅の玉葱を思い出して見に立寄る。物置の庇の下の棚にはベニヤの覆いが付けられ、玄関側にあった南瓜も仲間入りしていた。塀の外に植えられたホウキグサが、赤紫色になっていた。
今朝も曇空。昨日より気温がかなり低い。道北では雪の予報も出ている。残った植物の切り詰めを急いだ方が良いかも知れない。