07, 10. 2015 空蒼く快晴


前夜からの晴間で朝方は冷え込んだが、昨日は終日良く晴れ渡った。帯広では初霜が下り、直ぐ北の音更では気温が氷点下になったと報じられていた。描き込み過ぎた紙片を分割して、新たな強く短銃なパーツを挟み込む。組合わせて動き、変化が強くなった所で、礬水で貼り合わせた。充分乾かして、一部加筆して仕上げとしたい。

ゴミの収集日だったので、庭に出て咲き終わった植物を切り詰めてゴミ袋に詰め込む。先端から咲き始めたヤマジノホトトギスが根元近くまで花を開いていたので、玄関に生けてあった竜胆に加えた。器は随分以前に成形して、焼いて頂いたもの。入れた花が引き立って、使用し易い器。



切り花の栄養剤が底を突きそうになっていたので、午後から買求めに出掛けた。ナナカマド公園を南へ抜ける。南西からの陽が当たる右側が、紅葉が進んでいる。住宅街の中の畑では、白菜が見事に巻いていた。前日見かけた紐で結わえられた白菜を思い出す。良く実を付けたオオヤマレンゲは、最後の輝きを放っていた。






少し東のサンシュユは、実が黒ずみ始めていた。背伸びをして、塀の中を覗く。地面には落ちた赤い実が散らばっていた。東の沢の西の道を南へ向かい、1番通りへ出る。すっかり花序が枯れたフサフジウツギに、咲き遅れの花が見えていた。国道へ出て、ホームセンターで1l入りの栄養剤を買求める。もう除雪用の道具が並べられていた。同じ道を戻るのは詰まらないので、少し東進して野幌の住宅街に入った。煙突まで蔦が絡まるお宅の前を通る。大きなヤマボウシが見事に実を付けていた。早く赤くなった大きな実は下を向いているが、梢の小さな実は、つんと上を向いていた。









高速道路に架かる橋を渡り、団地へ戻る。公園は秋の色になっていた。日暮ても晴間は続き、今朝も快晴。北回帰線付近を西進していた台風23号が90度向きを変えて北進して来るので、秋晴れは今日が最後となりそう。