05, 08. 2019 木槿の季節に
昨朝の薄雲は程なく消えて、8時前には青空が広がった。洗濯機を仕掛け、下地が出来た和紙に、濃度の高めの磐水を施した。湿度が高く、少し体を動かすと汗ばむので、庭仕事はやめにした。
もう一度磐水を重ねて、散歩に出かけた。街路樹のシナノキの木陰を伝って、南へ向かう。ネムノキは、満開状態だった。花の数が多い。西へ向かい、東町公園に続く木陰の多い遊歩道に入ってほっとする。遊歩道を北へ戻った。1本しかないハクウンボクから、実が下がっていた。青い実が赤くなり、やがて暗紫色になる過程が分かる実もあった。
色付いているのではと期待していたヤマボウシの実は、未だ青かった。今年は実の数が多く、梢にも並んでいる。東町公園の北側に出て、日陰を歩く。栗の毬が、大分目立って来ていた。夏の花ムクゲが咲き始めた。この花を見ると、1984年3年に一度の国際展を開催の後、メンバーとソウルを訪れた時のことを思い出す。街にムクゲが溢れていて、木槿が韓国の国花であると教えられた。ソウルではあまり見かけなかったが、白いムクゲが佳い。鉄柵に絡んだサルナシもブドウも、一回り実が大きくなっていた。
今日も晴れの予報が出ているが、雲が広がり、強い風が吹いている。戸外で作業をされている方々が、熱中症で亡くなるのは痛ましい。