15, 09. 2016 青い野葡萄


列島南部に発生していた台風のうち、どうやら16号が列島に向かうらしい。昨日正午前の天気予報を見ていて、890hpaという14号の中心気圧の低さに驚いた。幸い14号は西へ向かっていたが、大陸へ上陸すると気圧は上がるのだろうか。台風が本州南部に横たわる秋雨前線を刺激して、すっきりせぬ日が続く。

3時過ぎから雨の予報が出ていたので、早めに夕食の素材を買求めに出掛けた。南の住宅街のノブドウを見て来ようと、ナナカマド公園を南へ抜ける。遊歩道脇で、イヌサフランが咲き始めていた。春に大きな葉を出して、花の時期には葉のない植物。住人が不在となったお宅の入口の階段を、シロバナハギが塞いでいた。




少し早かったが、ノブドウに青い実を見ることが出来た。トルコ石に似た、貴石の様な実。暫く間をおいて、また見に来ることにする。東へ向かい、沢の西の道を北へ向う。コマユミの殻が開き、実が見えて来ていた。2番通りを越えて、沢伝いに北へ向う。足元がごろごろするので地面を見ると、団栗が数多く落ちていた。







沢を離れ、北の住宅街を西へ向かう。キレンゲショウマは、蕾の数を減らしていた。随分長い間楽しませてもらったが、そろそろ終盤らしい。先日名前を教えて頂いたホドイモ アビオスは、未だ花を付けていた。東のスーパーで野菜を買求めて、西のスーパーへ向かう。雲間から陽が射して来た。中央分離帯のアズキナシの実が、色付き始めていた。西のスーパーの裏手へ廻ってみる。大分雲が開けていたが、山並みは雲を載せていた。


重くなった買物袋を下げて、ナナカマド公園へ北から入る。時ならぬ花を見せていたオオヤマレンゲを見に立寄る。先日の花は朽ちて、新たな花が増えていた。プログラムに狂いが生じたオオヤマレンゲ。来年は上手く花を付けられるだろうか。




予報は外れて雨は降らず、昨夜は月が煌煌と照っていた。今朝は雲なく良く晴れている。少し遠いが、エッシャー展を観に出掛けることにしようか。