04, 10. 2015 青空を舞う鳶


昨日午前中は雲が多めだったが次第に消え、午後に入って青空が広がった。教室を済ませて、アトリエの床を磨く。新たな膠を水に入れて柔らかくした。パーツの貼り合わせに使用する。今日からの作業の準備を終えて、買物がてらの散歩に出掛けた。

風はかなり強いが、陽が射して前日より暖かく感じた。ナナカマド公園を東へ抜ける。久々に前を通ったナツハゼは、実が黒味を増して葉が枯れ始めていた。もう10月なのに、蜻蛉の多さに驚いた。飛ぶというよりは、漂っている。空中での姿は捉え難いので、コンクリートや石など熱伝導率の高い素材に止った姿を捉えた。






東の沢へ向かう。イチイの生垣に絡まった白いヒルガオが、未だ花を開いていた。大きく葉を広げていたタラノキは、葉が朽ち始めていた。北の住宅街に入る。真っ青な空を、鳶が悠々と旋回していた。羽ばたきの少ない鳶の飛翔は、優雅な感じがする。3番通りに戻り、西へ向かう。中央分離帯のアズキナシの実が、赤味を増して来ていた。スーパーの裏手から、山並みを見渡す。前日よりも山の姿がはっきり見えていた。







買物を済ませて戻る。陽当たりの良い位置のツルウメモドキの実が黄色く色付き、殻が割けて朱赤の実が覗いているのを見付けた。前回通った折には、新たな葉の芽と蕾が見極め難かった椿の蕾が、ふっくらと膨らんで来ていた。雪の中で冬を越して、来春花を開く。



今朝も良く晴れているが、気温が下がって頗る寒い。アトリエにはストーヴの火を入れている。日中は火は不要だが、早朝は火が必要となって来た。