23, 11. 2014 予報が外れて


曇と雨の予報が出ていた昨日は南からの暖気が入って、久々に10度を超える気温となった。ストーヴの火力を極力下げておいたが、教室の面々殻の要請で火を止めた。昼食時に、大粒の雨が落ちて来た。20分程も降ったろうか。やがて雨は上がり、次第に雲が開けて青空が覗いて来た。

午後は雨の予報だったので、床磨きを後回しにして、買物がてらの散歩に出かけた。雨を降らせた雲は東へ去り、陽が射していた。ナナカマド公園を東へ抜ける。長時間の雨ではなかったのに、遊歩道には雨水が溜っていた。三月程も遅れて咲き出したジギタリスが、未だ花を付けていた。葉を落としたナツハゼの実が、少し萎み始めていた。桃の様に見えていた木瓜の実が黄色くなっていた。






東の住宅街を、北へ進む。葉を落としたオオヤマレンゲに、実の殻が上向きに残っていた。葉も赤く染まったベニシタンが、塀から下がっていた。路面には、かなり実が落ちていた。陽が翳って西を見ると、大きな量塊の雲が陽を捉えていた。西の雲が迫って来る。また降り出されては敵わないので、スーパーへの道を急ぐ。スーパーの裏手から原野を見渡すと、西の空は明るかったが、山並みは見えなかった。







買物を済ませて戻る。咲き遅れの薔薇が未だ花を付けていた。豊作だったエゾノコリンゴの実が朽ち始めて来ていた。未だ冬鳥の姿は余り見られない。




その後雨は降らず、今朝は良く晴れている。昨夜は教室の方が置いていって下さった、『紙つなげ!』という3.11の大震災で壊滅的な被害を受けた石巻の製紙工場を舞台とする本を読んでいて気付かなかったが、長野県北部を震源とする強い地震があったと、今朝のニュースで報じられていた。天災は次々にやって来る。