02, 11. 2016 寒い霜月初日


霜月初日の昨日は、気温が更に下がった。2008年に国際版画展が開催されて、出品の為出掛けた道北の音威子府では、正午前の天気予報で15cmの積雪が報じられていたが、7時のニュースでは、24cmに増えていた。ずっと降り続いていたことになる。午前中は全く陽が射さず、午後に入って僅かに雲が開けて来た。しっかり着込んで、散歩に出掛けた。

家の東の幹線道路を、南へ向かう。街路樹のシナノキには、もう殆ど葉が残っていない。オオバギボウシの葉が朽ちて、溶け始めていた。タカネナナカマドの実が熟し切って、葉も枯れて反り返っていた。東町公園の傍を通る頃、西の雲間から陽が射して来た。葉が残っているのは、ケヤキとカエデのみ。





南の住宅街を進む。未だ葉を付けているハナズオウがあった。もう少し南の莢が赤かったハナズオウには、もう葉がない。道路側に出ていた枝を切られた柿を見に立寄る。少し色付き始めていた。風で傾いたのか、ホウキグサの側面が色付いていた。






西の雲が、また陽を飲込む。シャッターが開いたままの物置に、ハロウィーンの南瓜が仕舞われていた。隣のお宅は、未だ南瓜が出ていた。チョウセンアサガオを見に立寄る。殆どの実は其の侭だったが、小さな実の色が変わって来ていた。






住宅街を気侭に曲がりながら、シラカバ公園に続く緑地帯に戻る。小学生の下校時だった。私に負けぬ程、完全武装の冬姿だった。夕刻にかけて、上空に青空が広がって来たが、西の雲は相変わらず高く、陽は雲間に沈んでしまった。



浮雲は多いが、今朝も上空は晴れている。今日は少し気温が上がって、5度の予報が出ている。母屋の暖房も、アトリエのストーヴも、火を入れっ放しになった。