02, 10. 2015 札幌へ


最大瞬間風速45mの嵐が北上してくると予報されていたので、昨日午後から札幌へ出かけて、所用を済ませた。先ず向かったのは、帯広在住の作家池田緑さんの個展会場。札幌の北東の住宅街にある。札幌市は碁盤の目の様に垂直、水平の道路が広がっているが、郊外の此の地は道路にかなりの角度があって、上手く道筋を採らないと余分に歩くことになる。何度か訪れて、最短距離の佳い順路を見付けた。古く大きな寺院の庭から、シロバナハギが歩道に垂れ下がっていた。

此の寺院の東角を北へ曲がると、目指す画廊が見えて来る。曲り角には、大きな柿の樹があって、青い実が見えていた。丁度来客を送り出した作家が、画廊の前に出ていた。3歳で今年100歳を迎えられたお母様に手を引かれて、朝鮮半島から引揚げてらした彼女のバイオグラフィーの展示。経験を物語る様々な色のテープが使用されていた。






会場を辞して、西へ戻る。昨年見付けた小学校に立寄る。プラタナスは、今年も実を下げていた。昨年は気付かなかったモクレンだろうか、赤い実を数多く見せていた。北へ向い、環状道路に出る。此の道路遺体が、かなりの角度を持っている。かなり古く開拓された場所と見えて、寺院も多く、住宅の庭木が大きい。飛切り大きなサルナシがあった。密度は粗いが、色付き始めた実を付けていた。







地下鉄で大通まで出る。手仕事の小物を買求め、サッポrpろ液へ戻る。通り抜けた道庁の構内では、ヤチダモの葉が黄色く色付き、随分落ちていた。銀杏も実が色付いて、離れた位置からも良く見えた。




駅前で、モデルの生花と果物、茶菓を買求めて夕刻の電車に乗る。2週前に帰った電車と同じ時間だったが、車窓の外は暗くなっていた。これから益々日が短くなることを思うと、気が重くなる。