28, 08. 2015 栃の実実る


2つの台風はアリューシャン列島と中国大陸に移動して温帯低気圧になったのに、すっきりせぬ天候が続く。昨日も、終日陽は射さず終いだった。洗濯機を仕掛けて、手仕事を続ける。最後の纏めの千鳥がけをする手縫いの革針が何処を探しても見付からない。今日は日射しが望める予報だったので、午後から小物や生花を買求めに、札幌へ出掛けた。山寄りの札幌上空の雲の灰色は、当地より2度程明度が低かった。

南1条までバスに乗り、小物を買求める。1条通りを西へ向かい、東急ハンズへ寄った。案内が来ていたが、年1回の売り出し中で、人の数が多かった。必要な小物を買求めてレジへ向かうと、長い列が出来ていた。雨の心配は無さそうなので、7丁目通りを北へ戻る。大通公園トチノキが、実を数多く付けていた。幸いビール園のテントがない場所だったので、立寄って見上げる。地面にも実が落ちていて、拾い上げた。





北2条まで北進し、2畳通りを東へ向かう。道庁の南門から、構内に入った。角のハリギリの巨木を見上げる。余りに高くて、葉の上の花序は確認出来なかった。毎年は花が咲かないのだろうか。北門近くのイチョウの大木を見上げる。また一回り膨らんだ銀杏が、僅かに黄色味を帯び始めていた。銀杏も大豊作で、枝が下がっている。実を拾い集めるのは楽しいが、銀杏だけは皮膚が腫れ上がるので、手を出さない。駅前で、生花と茶菓を買求めて戻った。





今朝も曇空。先日北の沢で拾った栃の実と合わせて写真を撮ってみた。柄の付いている方が、北の沢の栃の実。10日位の差があるが、かなり小さい。