06, 10. 2017 手稲山初冠雪


昨朝の分厚い雲は,8時を過ぎて開けて来た。洗濯機を仕掛けて,仕事に入る。時折雲が陽を遮ったが,何とか一仕事進められた。正午前のニュースで,手稲山の初冠雪の映像が流れた。3階の窓から山並みを眺める。頂上付近が,薄らと白くなっていた。



午後の早い電車で,札幌へ買物に出かけた。南1条の2店舗で絵具と手仕事の小物を買求め,大通公園に出る。もう実も出来ているのに,咲き残りのサルスベリの花が咲いていた。15度を切る気温では,噴水は薄ら寒い。葉も実も赤くなったヤマボウシを見上げたら,何かが動いた。大きな鴉だった。切られた樹の上にヤマボウシの実を載せて,テーブル代わりにして実を食べていた。鴉は中々賢い。






様々なイヴェントで仮設の店舗が建ち並んでいた公園は,すっきりと広くなっていた。未だ実は残っていたが,ハクウンボクの葉は黄色くなって、大分落ちていた。高いユリノキを見上げる。先週見付けたのは,やはり実だった。もう一度南1条へ戻り,東急ハンズで革と小物を買求める。1本西の通りを北へ戻る。フッキソウの花序が,白くなって来ていた。信号待ちで大通公園の高いイチョウを見上げると,銀杏が鈴生りだった。通りの東の銀杏並木も、数多くの銀杏が見えていた。







道庁の南門から,構内へ入る。スイレンの葉が嵩を減らし,広がった水面に樹々の紅葉が映っていた。駅前で生花と茶菓を買求めて戻る。電車がホームを出ると、真っ赤な夕陽で車内が赤く染まる。快速電車で11分で最寄りの駅に着いた折には,日は沈んでいた。将に釣瓶落としの秋の夕暮れだった。



夕食後写真の整理を済ませて、自室のブラインドを上げて見た。東の空に,前日は雨で見られなかった十六夜の月が光っていた。今朝も雲なく良く晴れているが,頗る寒い。