25, 08. 2015 忍び寄る秋


昨朝は雲が広がっていたが、10時を過ぎて晴間が広がって来た。手仕事を止め、変わり易い天候の機嫌が悪くならぬ内に、作品に加筆する。昼食後もう一仕事して、散歩に出掛けた。前日に比べて湿度が低く、吹く風が心地良い。南西を廻ろうと南へ向かった。

道の両側に並ぶ街路樹のシナノキに、所々樹が枯れて後から植込まれたのか、小さめなオオバボダイジュが混じっている。見上げると、もう実が茶色く色付いていた。1番通りを越えて、南の住宅街を西へ向かう。ムクゲが花盛りで、早く開いた花が落ち始めていた。コメツガのあるお宅の前を通る。小さな松毬が黒ずんで、地面に数多く落ちていた。






背丈の低いススキが穂を開いていた。大きなエゾノコリンゴの樹が、重そうな程多くの実を下げていた。ワレモコウが見頃になって来ていた。真っ白だったピラミッドアジサイの花弁が、薄紅色に色付いていた。






中央の沢に近いお宅で、姿の佳い花を見付けた。ショウマの類いではないかと図鑑を調べたが、名称が判らない。何時もヤマブドウを覗くお宅の東側で、スモークツリーが満開だった。東は隣家の高い壁、西は家屋とその西の沢の樹々で、陽当たりが著しく悪いのが開花が遅れた原因と思われる。西側遊歩道脇のヤマブドウは、色付き始めていた。




沢を離れて、住宅街を東へ戻る。ノコンギクが咲き始めていた。もう少し涼しくなったら、国道の南へ足を延ばしてみようか。台風15号が熊本に上陸した。広い範囲に大雨の予報が出ている。当地は風は強いものの、快晴の秋晴れ。