09, 10. 2013 台風北上

沖縄を襲った台風は、昨日日本海に入り、北上している。中心気圧は少し上がったが、未だかなりの勢力を持っている。収穫の時期が近付いているのに、被害が懸念される。朝はストーヴに火を入れているが、20度近い気温では10時過ぎには火を止めるので、陶土の乾きが悪い。モデリングの合間に手仕事をして、乾きを待つ。

２時半過ぎに散歩に出かけた。雲間から時折薄日が漏れる。マルメロの実が大きくなり、色付いていた。東の住宅街の木瓜と同様、木を切り詰めてあるので、実が大きい。シモクレンの色も、深くなっていた。ナナカマド公園を南へ抜ける。隣接するお宅の庭から猫が出て来た。近付くと逃げるが、何度も立ち止まってこちらを見ているので、野良猫ではなさそう。

一番通りを越えて、南の住宅街に入る。エゾノコリンゴの樹を占領していたヤマブドウの葉が反り返り始めていた。ヤマブドウの葉の合間から、赤く色付いたエゾノコリンゴの実が見える。手前のミヤギノハギの葉は、黄色く変じていた。小公園のナナカマドにヤドリギが寄生していたのを思い出して、見上げる。僅かに付いている実は、未だ青かった。

収穫された大きな唐辛子が、物干竿に架けられていた。横手の畑は、大根を残して、野菜が収穫済みだった。南東の角のウイキョウが残され、種子を見せていた。住宅街を折れ曲がりながら、北東へ向う。桜かと思われる樹が切られ、白い茸が出ていた。

一番通りへ戻り、東へ向う。トリカブトの花が開いていていた。葉がすっかり黄色くなっている。先日見付けたジョウロウホトトギスの花が、根元まで咲き進んでいた。久々に、インテリアの店の前を通る。今年は、フウセンカズラが壁を飾っていた。

もう一つホウノキの実が欲しいので、東の沢に隣接する公園に立寄る。枝に付いている実、p恥じていたが。落ちているのは鴉食べた実ばかり。住宅街を折れ曲がりながら北西へ戻る。ナナカマド傍のお宅の梨の実が膨らんで、袋が裂けていた。

対馬上空を取り過ぎた台風は、山陰沖まで達している。何時も風の強い当地は、無風状態。嵐の前の静けさか。