31, 10. 2012 梢寂しく
朝方の冷え込みが厳しかった昨日は、日中も気温が余り上がらなかった。日射しのある内に、一仕事済ませる。ゴミの集荷日だったので、前日作っておいたゴミ袋を集荷場所に運ぶ。雪が近く感じられる様になり、植物の詰ったゴミ袋で、集荷場所のゴミの量が増していた。
二度目の絵具を施した2時過ぎに、駅前に所用があって出かける。庭のサラサドウダンも輝きを失って来たが、遠方から綺麗に見える紅葉も、葉が大分反り返り、落葉が進んで樹下が明るくなっていた。緑地帯を南へ抜けて、鉄道林前の道に出る。緑の壁の様だった林の樹々も大分葉を落とし、南の空が透けて見えていた。
所用を済ませて外へ出ると、雲が切れて青空が覗いていた。中央の沢の階段を下りて、沢を渡る。沢の樹々も葉をかなり落とし、沢の東の空が透けて見える。階段には落葉が降り積っていた。
沢の東の遊歩道を北へ戻る。落葉松林のヤマブドウは大団円。赤く落葉松林を彩っていた。未だ4時前なのに、陽がどんどん傾いて行く。北の沢の遊歩道に入る。柏の巨木に絡み付いたツルアジサイの葉が、黄色く色付いていた。
遊歩道を離れて、傾いた西日に追われる様に住宅街を東へ戻る。冬囲いを済ませたお宅が目に付く様になった。作業中の方も見られた。シラカバ公園を東へ通り抜ける。シラカバの黄葉も輝きを失い、梢の落葉で公園は明るくなっていた。もう充分に色付いているインド林檎と四十九号は、未だ収穫されていなかった。
今朝石畳は濡れていたが、雲が開けて青空が広がって来ている。強かった風も治まっている。明るい中で、仕事を進められそう。