13, 03. 2015 僅かな晴間に


曇と雪の予報が出ていた昨日は、8時前に雲間から陽が射して来た。今週は殆ど仕事が出来ずにいたので、洗濯を後回しにして制作に入る。一渡り絵具を置き終わった頃に、空が曇って来た。絵具の乾きを待つ間に、洗濯を済ませる。昼食後にまた雲が切れて、陽が射して来た。もう一仕事終えた2時半過ぎに、散歩に出掛けた。

2日前に降った雪はすっかり融けて、アスファルトの路面が乾いていた。南東を廻ろうと、ナナカマド公園に続く緑地帯へ向かう。ヒヨドリの群を見かけた。カメラを向けている間にも、北から群が集って来る。過日見かけた様に、集合して何処かへ飛び去るものと思われた。どの様に群に伝達するのか、不思議でならない。



住宅街の中の畑には、新たに汚れた雪が押上られていた。此処の雪が消えるのは、4月に入ってからのことになると思われる。東へ向かい、芽が膨らんで来たサンシュユを見上げる。東の沢に沿って、北へ戻る。根開けが広がり、熊笹が見え始めていた。西の雲が優勢になり、陽を捉える。雪に埋っていた水仙や桜草が、また姿を現していた。夕刻まで、何度も陽が射したり曇ったりを繰り返し、5時過ぎには東の雲が薄く焼けていた。







昨夜大分欠けて来た月が見えていたが、今朝は10cm近く雪が降り積っている。一進一退、春はすんなりとはやって来ない。雲は高く、青空が透けて見えている。晴間を待って、仕事を進めたい。