12, 03. 2015 雪降り積る


昨朝散らついていた雪は10時前には降り止んだが、日射しは望めなかった。縫物で散らかった自室を片付け、読みかけの本を読んで過ごす。北上していた2つの低気圧が合体し、日本海に居座っている。母が生前天候が愚図つくと、“模様病み”と称して生欠伸をしていた。悪いことは遺伝するもので、欠伸は出ないが少々脳貧血気味になって、気力が失せる。

2時過ぎに、買物がてらの散歩に出掛けた。気温が下がって路面が凍り付いて、歩き難い。ドウダンツツジの枝先が赤味を増し、冬芽が膨らんで来ていた。エゾヤマザクラの冬芽も大きくなって来ていたが、暗くて色が見えない。路肩に頭を出していた植物の芽が、雪に埋もれてしまった。僅かに背丈のあるアヤメが見えていた。





少し西の空が明るくなって来たので、スーパーへ入る前に裏手へ廻ってみる。北西の雲は厚く、山並みも街並も見えなかった。食材を買い求めて戻る。花序が伸び、蕾が膨らんで来たアセビに、雪が載っていた。



今朝は曇空だったが、雲が開けて青空が見えて来た。日射しを待って、制作を進めることにしよう。