25, 03. 2016 予期せぬ晴間に


昨朝の雪は7時過ぎには一旦晴れて青空が垣間見えていたが,8時過ぎにはかなり酷く降り始めた。早春の花が芽を出しているのに,忌々しい。洗濯機を仕掛け,手仕事の続きをする。10時過ぎに空が明るくなり,雪が止んで青空が広がり始めた。手仕事を止めて,制作の続きに入る。予報も曇と雪だったので午後から札幌へ買物に出掛ける積りでいたが,晴間が続いていたので午後も仕事を続けた。2時半を過ぎると、西の雲が高くなって陽を遮り始めたので,仕事は諦めて散歩に出掛けた。

東と北の空は晴れていたが,南と西は分厚い雲に覆われていた。折角歩ける様になった遊歩道が,降り積った雪が融けて泥の川になっていた。住宅街の枝道を南西に向かう。大きなシダレザクラの芽が膨らんで来ていた。昨秋の実を未だ下げているエゾノコリンゴがあった。此の樹の実は不味いのか,食いしん坊のヒヨドリも啄まない。鉄道林前の道を,西へ向かう。オオバナノエンレイソウが咲く沢を見下ろす。花が咲く手前の土手は,未だ雪に覆われていた。西の雲が幾重にも重なって,不気味な様相を見せていた。






駅前の銀行で用事を済ませ,中央の沢の階段を下りる。陽の当たる東の土手は,雪がすっかり融けていた。時折雲間から陽が射す様になった。直ぐに次の雲が、陽を飲込む。シラカバ公園の遊歩道も通れず,直ぐ東の公団アパートの路を歩く。日陰の路には,朝方の降雪が残っていた。公園近くのインドリンゴを見上げる。少し芽が膨らんで来ていた。






昨夜は欠け始めた月が明るかったのに,明方近くになって雪が降り始めた。少し空が明るくなって来たので,間もなく降り止むものと思われる。