06, 03. 2015 色付く花の木


曇と雪の予報が出ていた昨日は、思いがけぬ晴間が訪れた。洗濯機を仕掛けて、手仕事に入ろうとしていたら、雲が開けて陽が射して来た。早速制作に入る。道東は大荒れで、列車や空の便が止っているのに、低気圧の東への動きが早かったのかも知れない。昼食後もう一仕事して、1時台後半のバスで、新さっぽろへ向かった。地下鉄に乗り換えて、円山公園で下車する。地上へ出ると、雲が厚く垂れ込めて暗かった。

ギャラリーレタラで開催中の版画家Yさんの個展を観る。かなり長い期間の作品の展示で、記憶にある作品が多かった。会場を辞して、地下鉄で戻る。少し歩こうと、大通で下車した。地上へ出ると、上空から東は良く晴れていた。西の雲が大分迫り出していた。北大通を西へ向かう。街路樹の大木に、小鳥の群が飛来した。雀の一団だった。北へ向い道庁の南門へ着く頃、雲間を抜けた陽が射して来た。





道庁の構内の雪は、随分嵩が減っていた。通路の雪はすっかり融けていた。ハナノキを見に立寄る。陽が射して来て、花芽が赤く色付いているのが見えた。此の侭寒さが来なければ、かなり早い時期に花が見られる。池の水面が広がっていた。正門から出て、北へ向う。芝生が大分現れていた。






駅前で生花と茶菓を買い求め、4時台後半の電車に乗る。西の雲が迫り出して、車窓から見える空は雲に覆われていた。電車が白石を過ぎる頃、空は青空になった。最寄りの駅に着くと、西の雲の端が僅かに焼けているのが見えた。今朝も雲なく良く晴れている。朝から制作を進められそう。