20, 02. 2017 恵みの青空


昨朝の雪は10時過ぎには止んで、雲が次第に開けて来た。正午過ぎには青空が広がり始めた。曇と雪の予報だったから、恵みの青空。昼食後、仕事に取りかかる。2時前に南の雲が高くなって陽を遮り始めたので、散歩に出かけた。東と北の空は青かったが、小雪が舞い始めていた。

住宅街を、南へ向かう。ヒョウタンボクの冬芽が少し大きくなって来ていた。こんもりと雪の山を背負っていたヒイラギが、雪から解放されて姿を現していた。未だ気温が低いので、雪を冠っていた方が葉が傷まない。




鉄道林前の道を、東へ進む。散らついていた雪が止んで、陽が射し始めた。窪地から伸びている雑木の梢が、冬芽で煙って来ていた。梢が煙らぬのは、大きな冬芽を付けるオニグルミ。




ハルニレのある公園は雪で通れそうにないので住宅街を北西に戻る。アーチに絡まったサルナシの冬芽も、随分膨らんで来ていた。ナナカマド公園へ南から入る。ヒヨドリの一団が食べ散らかして赤く染まっていた遊歩道が白さを取り戻し、青く美しい影を見せていた。こんもりと雪を載せていたアセビも、雪から解放されていた。





一休みして写真の整理をしていると、浮雲が色付いて来た。3階の窓から北西を眺める。真っ赤な陽が、雲の蔭に沈んで行った。鴉の一団が、南へ向かう。駅前の鉄道林が、塒の鴉達。久々に、美しい夕焼けだった。




今朝は薄曇り。雲の底に、青空が透けて見えている。全国的に、今日は荒れ模様との予報が出ている。