14, 02. 2015 雪降り続く


昨朝7時前から降り始めた雪は、夕刻まで降り続いた。結晶が小さな粉雪で、予報の様にプラスの気温とは思われなかった。アトリエの床に水張りした和紙に、下地の絵具を施す。礬水を塗布するまでは、施した絵具の大半が床に落ちる。無駄なようだが、此の下地を作らず、礬水を塗布して濃度の高い絵具を施すと、奥行きのない平板な色面しか得られない。午後に2度目の絵具を施して、散歩に出掛けた。

西北を廻ろうと、家の前の道路の1本北の道に入った。排雪作業の最中だった。仕方なく南へ戻り、別の道からシラカバ公園を西へ抜ける。西の住宅街は、未だ排雪作業が済んでいなかった。道の両脇から迫り出した雪の壁で、道幅が極端に狭くなっている。花芽が膨らみ始めたマンサクも、雪を冠っていた。




雪の降りが、少し酷くなって来た。電線に鳥の姿があった。直ぐ傍の余り実のないナナカマドにも、お馴染みの鳥の姿。雪が降っても平気らしい。此の雪では山並みは見えそうにないので、3番通りを東へ戻る。サンゴミズキ程枝は赤くはないが、新芽の枝が赤い名称不明の木に、赤味のある冬芽が出ていた。中央分離帯の大きなナナカマドに、ヤドリギが下がっていた。ナナカマドの実を食べた鳥の落とし物。






少し雪が小降りになって来たので、東へ足を延ばしてナナカマド公園へ北から入った。西の街路樹で見かけた鳥が、ナナカマド公園に飛来していた。少なくなった実を求めて、ナナカマドを巡っているらしい。



今朝も雪が散らついている。気温が高めになったのか、結晶の大きな牡丹雪。玄関前を雪掻きしなければならない。