13, 02. 2015 宴の跡


漸く真冬日を脱出した昨日は、風が北風に変わって良く晴れた。床に貼り付いていた小品を外し、床を磨いて新たな和紙を水張りする。正午過ぎに縁を礬水で止めて、札幌へ出掛けた。山並みが近い札幌上空は、雲が多かった。駅から地下道を西へ抜けて、同調の北門に通じる道へ出ると、小雪が舞っていた。北側の池の傍に堆く積まれていた雪は排雪され、道幅が広くなっていた。南門傍のハリギリを見上げる。実が落ちた花序の跡が残っていた。今年は夏の終わりに、忘れずに花を見たい。




南門前の道を、西へ向う。街路樹のキタコブシの冬芽が、膨らんで来ていた。南へ向い、大通公園に出る。前日で終った雪祭の雪像や氷像が、崩されていた。設営には長い時間を要するが、重機がアームを振り上げて見る間に像を崩して行く。雨の後だが、雪像の雪は白かった。





ジリジリしながら陽を待つ時間に手仕事を入れようと、東急ハンズで材料を買い求める。東へ向い、洋品店で付属を買い求めた。テレビ塔前の道を北へ戻る。鳩だろうか、大木に鳥の群の姿があった。駅前に戻り、生花と茶菓を買い求めて戻った。



今朝は曇空。先刻から小雪が舞い始めた。今日は東北や北陸地方に、大雪の予報が出ている。僅かな時間で、石楠花の葉が白くなって来た。排雪作業が終り道幅が広くなったのに、もう雪は不要なのだが。