08, 02. 2015 寒さ緩む


昨日も良く晴れて、久々に真冬日を脱出した。教室を済ませて、アトリエの床を磨く。黄色を主調と下モデルで、春らしい油絵になりそうだった。2時過ぎに、買物がてらの散歩に出掛ける。昨年酷く切り詰められ殆ど幹だけになったナナカマド公園入口の楓に細く赤い枝が伸びていた。公園を東に抜けた住宅街に、大きな雪達磨が出来ていた。赤いジャンパーをお召しの男性は結構なお年なので、お孫さんの為の雪達磨と思われる。雪の壁には,灯りを灯す穴も数多く穿たれていた。




高くなった雪の壁から、エゾノコリンゴが頭を出していた。実は凍って、黒く朽ちていた。寒さの中、テントを張って新築工事が始まっていた。工事をする方々も大変だろうが、厳冬期の工事は土台に問題がでるので好ましくないと聴いたことがある。




3番通りを西へ戻る。歩道脇の雪が、面白い表情を見せていた。雪は緩んで、多孔質になっていた。塀の石材が暖まり、雪を融かして面白い造形を見せている。スーパーに入る前に、裏手へ廻って原野を見渡す。上空は良く晴れていたが、西の山並みは雲の中だった。久々に型の良いイナダが出ていて、2枚に捌いて頂いた。頭で引き菜汁を作ろうと、大根も買い求める。思い買物袋を下げて戻る。街路樹のシナノキの冬芽が、赤く膨らんで来ていた。






今朝は晴れて、南西の空に大分欠けた月が見えている。今日は雨の予報が出ている。また悪路になるかと、気が重い。