24, 03. 2019 水蠟の木

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前夜からの昨朝の雪は、9時半過ぎまで降り続いた。庭木も根開けから広がった地面も、雪で真っ白になってしまった。10時前に雲間から、陽が射し始めた。

 

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1時半過ぎに、散歩に出かけた。義妹が明日用事が出来て、炊事担当を代わって欲しいと頼まれていたので、買物の必要はない。南北に通る幹線道路を、南へ向かう。アスファルトが出ていた車道も歩道も、15㎝程の雪が積もっていた。住宅街の道路も、真っ白だった。

 

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鉄道林前の道の1本北の道に入る。建設中だった住宅が出来上がり、周囲が綺麗になっていた。伸び放題のイチイの枝に、小さな氷柱が下がっていた。雪を背景に、イボタの実が綺麗に見えていた。子供の頃からイボタと呼び習わして来たが、どの様な漢字を充てるのかと調べてみた。イボタノキが正式の呼称で、水蠟という漢字が載っていた。

 

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住宅街の轍を伝って、北東に戻る。家が出来上がって2か月程空家にになっていた住宅の前に、車が止まっていた。玄関に何かを据え付けているらしい。他にも車が止まっていて、2階を見上げると、カーテンが見えていた。どうやら、人が住み始めたらしい。東町公園近くの鉄柵に絡んだサルナシの芽が、膨らんで来ていた。また幹線道路に出て、北へ戻る。晴れて来た北の空に、街路樹のシナノキの梢が、量感をも持って見えた。

 

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夕刻までに、内庭の敷石の雪は融けていたが、昨夜来の雪がまた庭を白くしている。もう雪など不要なのに、来週の天気予報にも雪達磨が鎮座ましましている。

 

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