26, 01. 2015 氷柱伸びる
大寒が過ぎ最も寒い時期の筈が、日中はプラスの気温の日が続いている。イスラム国に捉えられた邦人の一人が殺害され、もう一人の解放の為に政府も動いている様子だが、解放の道は厳しいと思われる。多額の保釈金が新たなテロを生む資金源になるのと同じく、テロリストの釈放も新たなテロ行為を生む。狂信的で理の通らぬ相手だけに、交渉は難しい。
2時少し前に、散歩に出掛けた。前夜僅かに降雪があったらしく、1cm強の新雪の表面が光っている。水分の多い雪らしく、路面も七色に輝いていた。昨年巨大な氷柱が出来た屋根から、氷柱が伸びて来ていた。屋根に雪があること、日中の気温が高くなることが、氷柱が伸びる原因となる。シラカバ公園手前のお宅のインド林檎の冬芽が、膨らんで来ていた。
シラカバ公園を南へ抜ける。白樺の梢が赤味を帯びて来ていた。白樺に引けを取らぬ大きなナナカマドの幹に、黒い突起が見られた。良く見ると茸の様だった。扁平な茸が重なって、丸みを帯びた突起に見えていた。東町公園のキタコブシの冬芽が、大分膨らんで来ていた。西向かいのお宅の氷柱も、巨大になって来ていた。
南の緑地帯を南へ進む。キタコブシの冬芽が膨らみ、白く光っていた。楓の梢が赤く色付き、先端に白い冬芽が見えている。緑地帯を離れて、住宅街を北東に戻る。西の雲が高くなり、陽を捉えた。雪を乗せた物置の屋根に、斜面に沿った氷柱が出来ていた。
今朝は雲が多いが、雲間から弱い青の空が覗いている。天候は下り坂らしい。暫く治まっていた風も吹き出した。明朝には雨の予報が出ている。暖冬は有難いが、悪路を想うと気が重い。