18, 02. 2018 大荒れの筈が
昨朝日記を更新し終えた7時過ぎから、雪が降り始めた。油絵を描きに見える方々の為に、9時過ぎに玄関前の雪掻きをする。15㎝程の雪が積もっていた。11時を過ぎて空が明るくなり、雪は止んだ。梅の樹の林檎に、ヒヨドリが飛来していた。
アトリエの掃除を済ませ、男子のフィギュアスケートの決勝の様子を見た。日本選手は、金銀獲得といういうこれ以上ない結果に終わった。十分満足して、夕食の素材を買い求めに出掛けた。大荒れの警報も出ていたのに、よく晴れて風も強くはなかった。昨年の実が落ちずに残っていて、冬芽の出が遅れていたキタコブシに、白い小さな冬芽が光っていた。ナナカマド公園を南へ通り抜ける。晴れるとシラカバの梢は赤みを帯び、カエデの梢は黄色味を帯びて輝く。遊歩道に落ちた、蒼い影が美しかった。
南の住宅街を、東へ向かう。複雑な形状の屋根から、雪が布の様に垂れ下がっていた。かなり離れた位置から、サンシュユの樹が黄色く見えるようになった来た。
東を回りたかったが3時近くなっていたので、東のスーパーに通づる道を北へ進む。団地が出来る前は農家だったと思われるお宅の庭の大きなキタコブシの冬芽が見事だった。昨年から工事が続いていたお宅には、人が住み始めていた。通りの東に見える窪地の落葉松の梢が、随分赤みが強くなっていた。
東のスーパーで買い物を済ませ、西のスーパーへ向かう。歩道脇のイチイの雪は殆ど落ちていたのにまた雪をかぶり、水源を得て氷柱が数多く下がっていた。よく晴れているので山並みを見ようと西のスーパーの裏手へ廻ってみたが、山並みは雲の中だった。買い物を済ませて戻る。西に水平に流れる雲に、陽が捉えられていた。
2日程真冬日を逃れていたが、今日からまた数日真冬日が続く予報が出ている。今朝も良く晴れているが気温は低く、窓ガラスには真っ白に氷の華が咲いている。