15, 01. 2015 快晴の一日


前日は夕刻近くまで陽が射さなかったが、昨日は朝から良く晴れた。等圧線の間隔が広がり、風も治まった。欧州のイスラム教徒の在り様が気に懸かる。様々な難を逃れて、欧州に移転したイスラム教徒の数は多い。少数の無謀なテロ行為の為に、各国で排斥運動に繋がる危険性がある。異国に順応して生活しているイスラム教徒の根底を覆しかねない。

手仕事で散らばった机上や床の掃除を済ませ、2時前に買物がてらの散歩に出掛けた。高めの気温で、雪は緩んでいた。ナナカマド公園を東へ抜ける。冠っていた雪が融け、姿を現したガガイモの実が弾けていた。白い綿毛が光っている。団地が出来た頃に植えられたと思われる大きな山桜の冬芽が、赤味を帯びて膨らんで来ていた。暖かな陽光を背に受けて、東の沢へ向う。陽が翳ると黒ずむ白樺の梢が、赤く輝いていた。




沢に押し出された雪の量が増えたので、ダンプで出来た道を伝って、沢の斜面の上に向う。熊笹が押し倒され、細い道は斜面に大分はみ出していた。夏には近付けぬイワガラミを見上げる。装飾花は反り返り、中心に茶色の果実が出来ていた。斜面の下から伸びているホウノキの枝が、間近に見られた。冬芽は未だ膨らんでいなかった。







沢を離れて、3番通りを西へ戻る。スーパーへ入る前に、裏手へ廻ってみる。浮雲は見られなかったが、北西の空は霞んでいた。青空を背景にした白い山並みは、中々目にすることが出来ない。明るくなって来た戸外は、浮雲が多い。南の地方は、大荒れの予報が出ている。天候は下り坂らしい。