01, 05. 2014 沢も緑に


時折薄い浮雲は流れたが、昨日も良く陽が射した。彩色の絵具を乾かす合間に、冬囲いを撤去する。南風が強かったが、カーディガンを羽織るだけで作業が出来た。旅行に出かけていた弟夫婦が夕刻戻るので、午後の彩色作業を早めに切り上げ、買物がてらの散歩に出かけた。

先日冬芽が伸びていたヒョウタンボクが、葉を出していた。南の住宅街を東へ向う。住宅街の中の畑は綺麗に整地され、区画割りの細いロープが張られていた。今年は何が植えられるのだろうか。石塀の上から開いたフッキソウが見えていた。秋に赤い実を付けていたサンシュユは、満開状態だった。直ぐ奥にはトサミズキも咲いていた。







小さかった東の沢の猫柳が随分伸びていた。遠方からは、花の様に見える。沢の西の道を北へ向う。バッコヤナギは緑色を深め、小さな葉の芽が吹いていた。高速道路の東まで見えていた沢は、芽吹いた樹々で遠景が隠れていた。





沢を離れて、住宅街を北西に向う。近隣では最も開花が早いので何時も見上げている桜は、蕾が膨らんで来ていた。沢の支流に当たる窪地の横を通る。路上に特徴のある動きを見せるセグロセキレイの姿があった。低く飛び上がり、窪地に残っている雪の上を歩いている。冬期間投げ込まれた雪で、窪地の底に下りる階段が埋っているが、窪地の底にはエゾエンゴサクが青く咲いていた。





洋食続きだったと思われるので、刺身を主にした和食の献立を考える。スーパーに入る前に眺めた西の山並みは、薄雲で霞んでいた。夜半に雨の予報が出ていたが、雨が降った様子はない。今日は午後から雨の予報が出ている。一雨来ると、植物も埃っぽい道路にも良いのだが。