14, 12. 2014 梢を見ながら


雨が降ったのは遠い日のことの様に、昨日は冷え込んだ。道内の殆どの地点が、真冬日となった。教室に見えた方々が、口々に悪路を嘆く。転倒されなくて、幸いだった。教室を終えて、アトリエの床を磨く。2時過ぎに、買物がてらの散歩に出かけた。

頭上から東は雲なく良く晴れていたが、西の雲が高かった。時折、風花の雪が舞う。交通量の少ない住宅街の枝道を見極めて、南東へ向う。路面状態など気にせずに歩く、何時ものコースと重なって苦笑する。人や車に会うことがことが少ない道を歩いていることを、思い知らされる。サンシュユの実が、凍って朽ちていた。東の沢の手前の公園の楓の枝先が、赤く輝いていた。ホウノキの冬芽が、少し膨らんで来ていた。





沢に沿って、住宅街を北へ向う。沢から西へ突き出たアカシア公園の楓も,梢が赤くなって来ていた。近隣では最も早く花を開く桜の冬芽が分離して、僅かに赤味を帯びて来ていた。




東のスーパーで野菜を買い求めて戸外へ出ると、傾いた陽が雲に捉えられていた。西のスーパーへ向い、駐車場を横切る。凍結した凹凸のある面を何とか渡り、裏手の原野を見渡す。昨日も、西の山並みは見えなかった。スーパーでサワラ-鰆-を見付けて、2枚に開いて頂く。温暖化の影響か、以前は入手出来なかった南方の魚が入手出来る様になって来ている。買物を済ませてスーパーを出ると、大きな雪雲から抜け出た陽が、大きさを増して見えていた。





今朝は薄曇り。陸別では、-20度を下廻ったと報じられていた。ストーヴのヴォリュームを上げているが、中々暖まらない。