13, 12. 2014 悪路凍結


昨朝の晴間は長くは続かず、早い雲の流れで何度も雪が散らついた。寒気は南の地方迄降りて、北陸や山陰地方にも雪の予報が出ていた。先週買い求めたモデルの生花が未だ健在なので、茶菓を近所で調達することにして縫物を続ける。コーデュロイのパンツを縫い上げ、以前教室に通っておいでの方から戴いたウールの布に取り掛かる。従姉と同様他者の物を縫える腕前の持ち主なのだが、私よりも大分年配で仕事振りに満足が行かなくなったのか縫いの仕事を止めて、現在は専ら既製品を身に付けておいでになる。

1時を過ぎて、晴間の時間が長くなって来た。前日の道路の状態から長い距離を歩くのは難しいと考え、縫物を続ける。黒地に極小の小花模様が連続して入った生地で、上質の布地だが好みのものではない。黒い上着と合わせると着用可能になると、縫いを進めた。2時半過ぎに茶菓を買い求めに出かけた。夜分に凍った上に雪が降り積り、予想を超える悪路だった。歩道のある幹線道路を東へ向う。空地のガガイモは、とうとう開かず終いだった。歩道も余り油断はならない。足跡が凍り付いて、その上に薄らと雪が載っているので、細心の注意を払って歩く。幹線道路と住宅街からの枝道の交点は畝になって凍っていた。





東のスーパーにある製菓店で茶菓を買い求めて戻る。陽が西の雲に捉えられた。西のスーパーの裏手へ廻ってみる。西の山並みは、雲の中だった。傾いた陽で、雲が赤味を帯び始めていた。




昨夜は月が見えていたが、今朝は薄曇り。道内殆どの地点が、今日は真冬日となる予報が出ている。少し雪が降って除雪車が出動してくれないと、悪路は直らない。