04, 12, 2015 雨で現れた秋の名残り
数度の雪が凍って路面を覆っていたが,昨日降り続いた雨が融かしてしまった。薄暗くて仕事にはならないので,モデルや茶菓,それに縫物の小物を買求めに午後から札幌へ出かけた。南1条の小間物店の支店が駅前にあったが、改装されて商品が増えたので,駅前で用事が足せる様になった。寒い時期には有難い。
革用のミシン針等小物を買求めて戸外を見ると,雨は止んでいた。西の道庁の北門へ向かう。雨で冠っていた雪が融け,ツツジの植込みの手前に,フッキソウが姿を現していた。北門から道庁の構内へ入る。銀杏の実が,未だ枝に残っていた。雪が融けて,地面には雪で色が白っぽくなった銀杏が散らばっていた。もう強い臭気はない。除雪された雪が、高い壁になっていた。雪には落葉が混じっている。道庁入口前の大銀杏の下は,現れた落葉で黄色くなっていた。半分雪から姿を出した落葉も,中々佳い。
南の池は今年も凍らず、マガモが集っていた。正門を出て北へ戻る。北側の池は,北の沢で見かけた様に,凍っていた。南側の池は、水温調節をしているに相違ない。駅前で茶菓と製菓を買求めて戻る。4時を過ぎたばかりなのに,車窓の外は真っ暗だった。
昨夜の雨は上がって,今朝は薄雲が広がっているが,弱い青空が見えている。昨日買物を済ませて正解だった。