01, 12. 2014 穏やかな休日


霜月最後の昨日は、風もなく気温が上がって、穏やかな一日となった。洗濯機を仕掛けて、取り出した布の山の整理をする。手仕事の道具類を入れてある以前は食器棚だった戸棚に、畳んだ布を素材別に積んで行く。棚数が多いので、5分の2程に治まった。見えていれば、忘れずに使用出来ると思ってのこと。以前友人のIさんから戴いた和服の布を広げてみると、膝や腰の部分に裏から別布が当てられてあった。恐らく、お祖母様の着物ではないかと思われる。昔の方は、布を大切に使用しておられたのが良く判る。大きなものは取れないので、袋物などに利用させて頂くことにした。

2時前に散歩に出かけた。今日から下り坂の天気予報が出ていたので、少し大回りして歩くことにした。ナナカマド公園を南へ抜けようと、住宅街を東へ向う。厳しく剪定された庭木に、何かが絡まっていた。近付くと、小さな電飾のコードだった。お子さんがいるお宅と思われる。前を通る度に見上げるハクモクレンの冬芽が大きくなり、銀毛が青空に映えていた。




ナナカマド公園に続く緑地帯を抜け、南の住宅街に入る。夏の終わりに大きな実を付けていた桃を思い出して、見に立寄る。しっかりした冬芽が数多く出ていた。最上部の写真も、桃の枝先。鉄道林前の道へ出て、西へ向う。何処の庭の樹々も竹と荒縄で冬囲いが施され、更にはビニールネットや筵が掛けられている樹もあって、殺風景この上ない。2区画程進んで、住宅街を折れ曲がりながら、北東に戻った。シラカバ公園に続く緑地他に出る。虜奥地帯の広場も、北の東町公園にも、家族で遊ぶ人々の姿があった。この様に暖かい日は、今年最後と思われた。何度が散歩の途中で出会ったことのある方が、シラカバ公園の方から犬を連れて見えた。尾を振って犬が近寄って来る。お断りして、写真に収めた。2匹とも、全く吠えない。きちんと躾けられた犬だった。






夕刻から雲が増えて来て、今朝はべったりした曇空。治まっていた風が吹き出している。午後からは雨の予報で、明日からは気温がぐんと下がって雪が続く様子。本格的な冬が到来する。