11, 04. 2017 蝦夷延胡索


気温は漸く二桁と低めだったが、昨日は終日良く晴れた。強い風が治まって,気温がもう少し上がると庭仕事が出来るのだが,未だその気分にはなれない。昼食後二度目の絵具を引いて,散歩に出かけた。南の斜面のエゾエンゴサクが開花する頃だろうと、南へ向かった。

膨らんだナナカマドの芽が,開き始めていた。春には似つかわしくない赤茶色の葉を開く。南の緑地帯のキタコブシは,冬芽が開き始めた数は僅かだった。鉄道林前の道を,西へ向かう。中央の沢の南側の土手の雪が融けていた。庭のオオバナノエンレイソウが咲き始めたら,南の土手の花を見ることにする。進行方向と角度が直角でない,降り難い階段を降りる。階段下の雪は融けていた。





斜面の緑が増えていた。花序は未だ短いが,エゾエンゴサクが花を開いていていた。開き始めたばかりの株もある。アンダーパスから団地へ入る道路脇のこの斜面が、最も早くエゾエンゴサクの花を見ることが出来る。







車の往来の多い通りを避けて,雪が融けた沢の遊歩道に入った。沢を東へ抜けて,東の遊歩道を北へ戻る。沢を離れて,住宅街を北東に戻る。常緑の筈のネズミモチの葉が枯れていた。シラカバ公園を東へ通り抜ける。出口の白樺に寄生したヤドリギを見上げる。未だ花が開いた様子はなかった。公園傍のお宅のインドリンゴの冬芽は,大分膨らんで来たが未だ開いてはいなかった。





今朝も,雲なく良く晴れている。相変わらず,風が強い。今朝の天気予報を見ていたら,東京の最高気温が10度と,当地より1度低かった。