28, 10. 2014 冬の始まり


強い雨ではなかったが、昨朝の雨は中々降り止まず、気温も一気に10度程下がった。水道水よりは雨の方が良かろうと、屋内に入れていたレモンとアオミガマズミを戸外に出して雨に当てた。関西へ旅行の弟夫婦を送り出し、猫達に朝食を与える。薄暗く、灯りを点けて、手仕事に取り掛かった。

2時を過ぎて、空が明るくなって来た。雨が上がった様子なので、食材を買い求めに出かけた。東の空は晴れていたが、西の空は雲が厚かった。南の住宅街を東へ向う。生垣の蔦の葉が落ちて、茎が現れていた。沢の樹々の落葉が進み、沢の東側が透けて見えて来ていた。





沢に沿って北へ進む。最も早く色付いたアカシア公園の紅葉はすっかり葉を落とし、隣の楓の葉も半ば裸木となっていた。沢を離れて、住宅街を北西へ向う。空家なのだろうか、全く手付かずの庭に未だワレモコウが見られた。今年は1頭で頑張っていたシーサーは、未だ取り込まれていなかった。





東のスーパー前に、土付きの野菜が置かれてあった。大根を干すお宅が彼方此方で見られ、越冬用の漬物の時期になっている。西のスーパーへ入る前に、裏手の原野を見渡す。枯れ色になり始めた原野の向こうに、雲間から手稲山の姿が見えていた。数日分の食料を買込み、更に浅漬けを漬けようと野菜を買って重くなった買物袋を下げて戻る。中央分離帯の樹々は殆ど葉が落ちて、アズキナシの実が赤く見えていた。




雨の予報が出ているが、今朝は青空が広がっている。北の地方は平地でも降雪が蟻との予報。長く厳しい季節が始まった。