20, 11. 2014 冷たい風吹く


昨日は風が強く、雲の流れが速かった。朝方空を埋めていた雲が開け、時折陽が射すが長続きしない。庭仕事は止めにして、手仕事を進めた。2時前に、買物がてらの散歩に出かける。東の空は晴れていたが、西から大きな量塊の雲が伸びて、陽を捉えていた。ナナカマド公園を東へ抜ける。庭木に黄色い花が付いていた。近寄ると、レンギョウの花だった。花期が春の花なのに、咲き遅れたのか咲き急いだのかは判らない。少し実が萎んだものもあったが、ツルウメモドキが未だ実を付けていた。外界が色を失って行く中で、赤い実は貴重な存在となる。





先日前を通った折には雪に埋もれていた切られた無花果の枝が姿を現していた。少し萎み始めていたが、未だ実が付いていた。東へ向い、東の沢に沿って北へ向う。葉を落とした沢の樹々の奥には、高速道路手前の樹々と道路の東の樹々が、3段階に透けて見えていた。緑で埋った沢の方が佳い。葉が落ちて、イワガラミが姿を現していた。沢に投げ込まれる雪が増えないと、近くまでは行けない。





3番通りを越えて、北の住宅街を西へ戻る。大分葉が落ちたが、シダレヤナギが未だ葉を付けていた。スーパーへ入る前に、裏手の原野を見渡す。雲が南東に動いて、西の山並みが見えていた。食材を買い求めて戻る。先日見かけた早過ぎる開花を始めたナニワズを見に立寄る。雪に埋もれた方が、無事に春を迎えられるかも知れない。





昨夜窓に貼り付いた雪が見えていたが、今朝は雲なく良く晴れている。気温も上がる予報が出ているので、放置された梅の枝の細い部分を切り取って、明日ゴミに出すことにする。