昨朝の晴間は長くは続かず、次第に雲が増えて午後には曇空となった。洗濯機を仕掛けて、手仕事の続きをする。区切りが付いた2時過ぎに、散歩に出かけた。強い風が吹いていたが、余り寒さは感じなかった。南へ向い、先日見かけたハナズオウを見に立寄る。葉は殆ど落ちて、暗褐色の実が下がっていた。西へ向い、東町公園の周囲を巡り、南の緑地帯に入る。色付きが遅れていた欅も、葉が黄色くなって来ていた。
緑地帯を西へ抜け、住宅街を西へ向う。突き当りの中央の沢は落葉が進み、沢の対岸の西の樹々やアパート群も見えて来ていた。遊歩道を北へ戻る。東へ延びる住宅街の道路を、黒い蔭が横切った。鼠かと思ったが、太い尾が見える。エゾリスだった。
遊歩道が黄色く染まって来た。西側の落葉松林からの落葉だった。未だ針状の葉は黄色いが、やがて赤味を帯びて来る。住宅街を北東に戻る。シラカバ公園の遊歩道も、落葉が降り積っていた。
昨夜来の雨が、今朝も降り続いている。庭も日々色褪せて来た。サラサドウダンは葉を落とし、クロフネツツジも葉が反り返り始めた。今夜は雪の予報が出ている。