01, 10. 2014 雨の合間に


昨朝は良く晴れていたが10時を過ぎて雲が広がり、やがて雨が降り始めた。御嶽山の救出作業が進んでいない。有毒のガスの噴出で、大掛かりな捜索が中断されている。久々に、手仕事を始めた。過日の個展の折に、美術家のSさんから思いがけない贈物を戴いた。幅が90cm、長さが180cmもある薄手の青いチェックのマフラー。色合いも佳く、何より嬉しいのは綿と麻の天然素材だったこと。首に触れるマフラーは、天然素材に限る。薄手ながら幾重にも折畳むと空気を含んで暖かく、本格的な寒さが来る時期まで使用出来る。丁度4人展の開催中なので、小物を届けようと作業を始めた。

雨が小止みとなった2時過ぎに、散歩に出かけた。東には青空が見えるが、西の雲が厚い。封書を投函して、南へ向う。東町公園の桜は葉がかなり落ちて、梢は裸木になっていた。南の緑地帯を進む。春に見事に花序を照れていたシウリザクラに、ビニールテープが巻かれていた。剪定をする樹の目印。垂れ下がった枝は切られて、来年は花を良く見られなくなりそう。モクレンの実が赤く色付いていた。来年の花芽が膨らんで来ている。






ぽつぽつとまた雨が落ちて来た。住宅街を北東に戻る。空家の車庫のシャッターを埋めた蔦の葉が、赤く色付いていた。雨は程なく止んで、東の空に虹が架かった。南側の住宅が切れた位置から、鉄道林の向こうに続く大きな弧が見えた。





また西の雲が伸びて来たので、足取りを速める。庭先に植えられた大根が、立派に実っていた。ガガイモの実を見に立寄る。葉は黄ばみ、実も色付き始めていたが、未だ殻は割けていなかった。一つだけ、亀裂が入り始めた実を見付ける。来週には殻が割けて、絹糸の様な綿毛が見られるかも知れない。



今朝は雲なく良く晴れているが、気温が低い。知らぬ地名で忘れてしまったが、道内で最低気温が0度をしたまった地点があると報じられていた。厳しい季節が近付いている。