25, 07. 2014 灼熱列島


梅雨が明けて、日本は灼熱列島と化した。真夏日猛暑日の地域が北まで広がって来ている。天気予報の度に熱中症への注意が呼びかけられているが、搬送者は日々に増え、犠牲者も出ている。南米北部にエルニーニョ現象が現れて冷夏が報じられていたのに、温帯とは思われぬ高温が続いている。

天地返しをしたメビウスの輪が、大分安定して来た。一度モデリングをしても、1mmも厚くならないのだから、徒労に近い作業が続く。3時少し前に、買物がてらの散歩に出かけた。南の住宅街を東へ向う。住宅街の中の畑の作物が、育って来ていた。玉葱は根茎が大分膨らみ、余り背丈が高くならない玉蜀黍がもう実を付けていた。東側に、薩摩芋が葉を広げていた。





更に東のエゴノキを見に立寄る。団地が出来る以前からあるお宅で、庭木は皆大きい。エゴノキも高く聳え、梢まで実がぎっしりと付いていた。未だ実の先端に、蕊を付けている実もあった。東の沢傍の公園のホウノキも、実の重さで枝が下がっていた。






沢の西の道を、北へ向う。上昇気流が激しいのか、雲は真上に長く伸びている。彩雲も見られた。東のスーパーの100円ショップで、目的に適ったものを物色する。個展会場となるギャラリー創のテーブルの上に、他の画廊の展覧会のDMが並べられていて、お茶を出すスペースがない。DMを立てて展示するものを作成しようという魂胆。すっきりした空間に合う様に、透明のプラスティックの箱を幾つか買い求めた。空いた時間にでも,組み立てることにする。




ナナカマド公園へ北から入る。遊歩道脇に、クガイソウが未だ咲いていた。鴉を避けて、普段通らない道に入る。ヤブカンゾウが咲いているお宅があった。色も形も暑苦しい。背丈の低いネムノキがあるお宅を見付けた。塀から枝が道路に突き出ている。間近で花を見ることが出来て嬉しい。






夕刻になり気温が下がって、水平に流れる雲が見えていた。今朝は快晴。今日も熱くなりそう。メールを開いたら、在京の同級生が日帰りで個展を見に来て下さるとのメールが入っていた。長く英語の教師をされていた彼女に個展の英語表記を確認したら、blueには海の意もあると教えて下さり、イメージ通りで安堵した。時間に余裕があるなら、自宅にお泊まり頂く様に返信したが、未だ返事はない。