26, 07. 2014 イヌエンジュ


昨朝の晴間は、長くは続かなかった。次第に浮雲が増え、午後に入ると灰色の雲がべったりと広がった。午後から札幌へ出かける積りでいたが、午後の時間が全て潰れるのが惜しまれて、茶菓と生花は近所で調達することにして、作業を続けた。

3時過ぎに、買物がてらの散歩に出かけた。陽が射さぬのに、空気が纏わり付く様で、蒸し暑い。後で判ったことだが、PM2.5が大量に流れ込んでいたらしい。ナナカマド公園を東へ抜ける。ツルマサキの実が、少し大きくなって来ていた。小型や中型の百合が咲き終わり、大輪の百合が咲き始めた。蒸し暑い空気に、百合の強烈な匂いが混じる。




真直ぐ東へ向い、東の沢の西の道に入る。タラノキに、花序が上がっていた。沢のホウノキも、実を良く付けていた。東のスーパーで茶菓を買い求め、西へ戻る。中央分離帯のイヌエンジュに、花序が上がっていた。8月の熱い最中に、トレドを取巻く様に流れるタホ川の畔で見たイヌエンジュを思い出した。旅先で目にした植物が近隣にあると、旅の情景が思い出されて佳い。数日後には満開になりそうだった。







2軒面目の生花店にも生花がなく、更に西の生花店で花を買い求めて戻った。空地は、ノラニンジンで白く染まって来ていた。今朝は昨夕と同じのっぺりした曇空。終日雨の予報が出ている。