13, 07. 2014 シナノキ咲く


昨朝の晴間は、長くは続かなかった。次第に雲が増え、灰色の雲が空を覆う。東北地方を襲った地震は、大きな被害が出なかったのが何よりだった。正午少し前に雲が切れ、薄日が射し始めた。教室を終えて床を磨き、平面作品を水張りする。メビウスの輪モデリングをし終えたら、3時を過ぎていた。

また雲が広がり、時折雨粒が顔に当たる。街路樹のシナノキが花を開き始めていた。無惨な程切り詰められ、昨、一昨年と花が見られなかった。同時に植込まれた樹だろうに、未だ蕾の固い樹もある。咲き始めの所為か、蝶の姿は見当たらなかった。




ナナカマド公園を東へ通り抜ける。先日見かけた黄色い蔓ものの花は、未だ咲いていた。花の中心に突起がある。これが実になるのだろうか。もう少し東へ足を延ばしたかった、雨が降り出した。北へ進路を変え、東のスーパーで野菜を買込む。雨が酷くなる様なら100円ショップで傘を調達しようと思っていたが、店を出る頃には雨が上がり陽が射していた。西のスーパーへ向う。



スーパーへ入る前に、裏手の原野を見渡す。クサフジが盛りになっていた。シナガワハギもシロバナシナガワハギも、勢いを増していた。夏の野草の美しい時期。北西の山並みは雲が低く垂れ込めていて、頂きは見えなかった。




買物を済ませて戻る。雪で大きな枝が折れた柿の木にも、小さな実が付いていた。今朝は浮雲が多いが、青空が広がっている。窓を開けて、仕事を進めることにしよう。